Archive for 9月, 2009

<レー~マナリー Day9>熱い男に会う

8月18日、今日は熱い日本人に会った。

なんと、14段ギアの付いた私の自転車でもきついこの道を、シングルスピードのままちゃりで走っている日本人がいた。

これがうわさの男です。

これがその彼です

しかも、牛にぶつかってブレーキが壊れたという。

私の経験からいうと…牛って臆病でどちらかというと自転車が近づくと逃げてったような。

どんだけおもしろいんだろう、この人。

久々の日本語に、思わず話し込んでしまう。もっと話していたかったけど、お互い、日の出ている時間は貴重なのでそれぞれの方向にわかれる。

この出会いいろいろとおもしろいことになるかもしれません。

今日は途中けっこうな雨に見舞われた。山の雨は怖い。雷がなりだしたらどうしようとか、色々な不安が頭をよぎる。

霧がかった山も美しい

霧がかった山も美しい

ちょうど泊まれるような村にいたので、ここで泊まるかどうするかもめる。私は止まりたかった。一人でこの天気の中走りたくないし。でも、アマンダが先頭、私が真ん中、最後にギャビンの順で絶対に離れないという約束で再出発。

走っていたら私の不安とは反対に、雨はすぐに小降りになって太陽も出てきた。よかった。

無事に目的の町に到着。

うまくいけば明日でゴールのマナリーまでいける予定。もうすぐこのレー~マナリーも終わりかと思うと少さみしい…

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2009年 9月 25日 at 9:00 am 2件のコメント

<レー~マナリー Day8>新しい旅仲間

テントの周りはあたたかいらしい

テントの周りはあたたかいらしい

8月17日、朝起きてテントを出ると、犬に囲まれていた。強風が吹くこの土地で、犬たちはどこが暖かい場所か知っているようだ。

朝ごはんを食べ、今日も出発する。

すると、2匹の犬が私たちについてきた。

どこまでついてくるのかな。ちょっと旅が楽しくなりそうだ。

途中、橋を渡った。狭い川だが流れが速い。橋を渡りきって、走り続けていると犬の悲鳴に近い鳴き声が聞こえた。驚いて振り向いてみると、1匹の犬が橋を渡れなくて鳴きながら右往左往している。岩から川をのぞいたりしている。流れの激しいあの川に飛び込んだら命はない。3人で必死に戻れ戻れと叫ぶ。

だが、次の瞬間大きな悲鳴とともに犬は川に飛び込んだ。思わず3人とも「ノー!!!」と叫んで目をつぶってしまった。

沈黙が流れる。どうすることもできなかったと悲しい気持ちになりながらまた走り出す。旅仲間を一人失い、泣きそうになる。

すると、後ろから足音が!!!体をぶるぶる震わせて水を飛ばしながら、犬が走ってきた!!なんてタフなんだ。あの川を渡りきるとは。喜び倍増で、うきうきしながら坂を上りだす。

一休み

一休み

のぼりは私たちの方が遅いから、犬たちが先に行って私たちを待っての繰り返し。でも、今日は下りもある。そしたらおいていかなきゃならないのか…さみしいな。

ところが、くだりでも全速力でついてくる。スイッチバックが続く坂では、私たちが回り道をしている間に、急なところを下ってきている。賢い。

途中の村にとどまることを決めた犬、途中から加わった犬がいて、合計4匹の犬がついてきた。一匹はなんと48キロも!最後の方は私たちが止まる度に眠りこけてたな。ついについてこられなくなって、途中の村にとどまったようだけど、今でも元気にしているかしら??

今までは山に木はまったくなかったけど、だんだん下に下りてきて緑が増えていた。緑が増えるだけで、なんだか安心する。そして、今まではレストランやパラシュートテントなど、そこを通る人のために働いている人しかいなかったけど、農業をする人たちが出てきた。生活を感じる。その分、人間がいるところはくさい…

電線も出現

電線も出現

今日は途中で泊まれる村がいくつかあったけど、あと10キロ行ってジスパ(Jispa)という町に行けばホットシャワーが浴びられるということで、シャワーのためにがんばった。実は、一日目のティクセ(Thikse)で水シャワーを浴びてからシャワーを浴びていなかった。髪も手でとかせないほどばりばり…シャワーがこんなに気持ちがいいとは!!!

人生で一番汚かった日々から抜け出せた一日でした。

2009年 9月 24日 at 9:00 am 2件のコメント

自転車で再出発!

今日からまた自転車での旅を始めます!

トレッキングに行ってたりして、自転車から離れてもう20日くらい経ちます。

ちょっと心配…

今度は、インドのシキム(Sikkim)というところを目指します。紅茶で有名なダージリンのあるところで、ここの景色がすばらしいとの噂。

ブログは機会を見つけて更新していきます。何個かは自動更新で更新されるのでよろしくです。

では、行ってきます!!!

カトマンズよ、さよなら!

カトマンズよ、さよなら!

2009年 9月 23日 at 9:00 am コメントをどうぞ

<レー~マナリー Day7>またまた強風にやられる

毎日違う顔を見せてくれる

毎日違う顔を見せてくれる

8月16日、今日も朝早くに目が覚める。この旅が始まってから、暗くなったら寝る準備をして日が昇ったら起きる、そんな生活をしている。しかも、毎日今までにないくらい運動して、シンプルな食事をとっている。ここ最近で一番の健康的な生活だ。おなか周りもすっきりしてきた気がする。ギャビンもあごの数が少なくなった(笑)

朝からクッキング。インスタントのスープを作る。そこにレーで買った固くなったパンを入れて食べた。なかなかおいしかった。

クッキング用品をきれいにして、テントを片付けたらいざ出発!

今日はそんなに長い距離を走らない予定。崖に挟まれた川を挟んだところに小さな町が見える。とりあえず、あそこまでがんばろう!以外と近そうだ!

なんて思っていたら大間違い。川はかなり大きく橋をかけられないので、川幅が狭くなるところまでぐるっと回らなくてはいけなかった!!!向かいの道は数百メートルしか離れていないのに、町と反対方向にこがなくてはならない…近そうだ、なんて一度思ってしまったから気が滅入る。自転車って、気の持ちようかも。

ランチタイム!

ランチタイム!

hランチを途中でとる。そこはもう今日の目的の町、サーチュ(Sarchu)。ここで泊まるか、それか、もう少し行くとキャンプ場があるらしい。食堂で会って、反対側からやってきた4人のサイクリストが前の晩にそのキャンプ場に泊まったらしく、水洗トイレもあって良かったという。まだ時間も早いのでそこまで行くことにした。次の日に少しでも走るのが短くなるように。

腹ごしらえをして、さっそく出発。心配していた午後の風が吹き始めた。道はほんとうに真平らなのに、まったく進まない。しかも風に当たりすぎて頭が痛くなってきた。毎日毎日、決して楽はさせてくれない、さすが、ヒマラヤ。

やっと到着。もともとあるテントもあるけど、私たちは敷地内に自分たちのテントを組み立てることに。テントを組み立てて一息つくと、ものすごい風と雨。そして、ものすごく寒い。長袖シャツにフリースにレインジャケットにスカーフを巻いて、タイツもはいた。とりあえずテント内で雨がやむのを待つ。しばらくすると、太陽が出てきたようだ。でも、まだ雨は降っている。もしや!と思って外をのぞいてみる。

やっぱり!!!

虹のはしっこ

虹のはしっこ

空には虹がかかっている。しかも、虹の終わりは私たちのすぐ近く!!!虹の終わりを見たのは初めてだ。夢中で写真を撮ってみるが…うまく取れなった…

虹が見られて幸せな気分♪なんか残りの旅でいいことが起こりそう。

2009年 9月 22日 at 12:06 pm 1件のコメント

<レー~マナリー Day6>ダブル峠超え

8月15日、昨日の教訓を生かし、今日はヒマラヤに敬意を示し朝早くに起きて出発!

今日はできたら二つの峠を越えたい。

一本の道路を走っていても、毎日風景が変わる。なんだか違う国に来たみたいだ。

毎日こぐ度に変わる景色

毎日こぐ度に変わる景色

そして、一日として楽チンな日はない。サイクリングロードとしては世界一高くて大変といわれているところに、ろくなトレーニングもなく、しかもこれが最初の長距離ライドなんだから当たり前か…

途中に大きな水たまりがあった。別々に走っていても、こういうところではギャビンも待っていてくれて手伝ってくれる。

峠を超えるときも、遅い私を見かねて迎えに来てくれた。

一つ目の峠を越えて下りきり、ブランディーナラというところに着いた。今日はここにキャンプするか、もうひとつ峠を越えるかどちらかになる。もうくたくただし、体はここで泊まりたい…でも、キャンプするにはなんだか雰囲気があんまりよくない。ということで力を振り絞ってもうひとつ峠を越えることに。

一つ目の峠!

一つ目の峠!

坂を上っている途中に反対から走ってくるサイクリストに会った。峠の頂上までは4キロほどだという。4キロ、平らだとあっという間だけど、のぼりだと長い…

やっと登りきった!と思ったら、今度は21個のヘアピンカーブ!ひたすら坂を下り続ける。暇なので数えてみた。本当に21個のカーブだった。

川に沿って走る。ガイドブックによると、このあたりにキャンプに最適な場所があるという。ちょっとした高台があり、そこにほかの人がキャンプをしたであろう跡がある。

今日は、初の本格的なキャンプ。前回は、テントで寝たものの食事は近くの食堂でとった。今回は料理も自分たちでする。

実はクッキング用品を使うのは初めて。ガスバーナーになかなか火がつかない。高度が高いせいもあるのかしら。やっと火がついても、お湯が沸くのに時間がかかる。まずは、前菜にインスタントヌードル。腹ペコだったから、こんなんでもおいしい。そして、出発前に友達からもらった、お湯を注ぐだけでできるおこわ&炊き込みご飯。これ、カトマンズに滞在中に外食に飽きてからずっと食べたかったやつ。ヒマラヤの雄大な景色の中でいただきました!おいしかった~。ありがとう!!

周りには本当に何にもなくて、真っ暗。時々近くの道を走るトラックのライトが見えるくらい。何にもすることがないので、今日もさっさと就寝。明日はどんな道が待っているのやら。

2009年 9月 21日 at 5:05 pm 2件のコメント

<レー~マナリー Day5>ヒマラヤを甘く見た罰

道に並ぶプレイストーン

道に並ぶプレイストーン

朝はやくに起き、オフィスのすぐ裏の山に立つゴンパ(仏教寺院)を見に行く。ゴンパまでの道には、文字や絵のかかれた石(プレイストーン)が高く積まれている。ゴンパの外壁は白く、中は色鮮やかだ。細い通路の奥にある仏様なども見せてもらえた。本当に狭く、ギャビンは途中までしか入れなかった。人のほとんどすんでいないこの場所にもゴンパがあることに驚かされた。

そして、ニサが調査するブラックネックケイン(鶴)を見ることができた。ニサは毎日決まった時間に、この鶴が何をしているのかを記録している。双眼鏡でやっと見えるくらい遠くにいる鶴。ニサがここ、ここって一生懸命教えてくれるけど、見つけるまでに時間がかかった。その分、見つけたときには興奮した!

あたたかいおもてなし、本当にありがとう!

あたたかいおもてなし、本当にありがとう!

WWFのスタッフの人たちと離れがたかったけど、ここで出発しなかったらずっと居座ってしまいそうなので出発することに。みんなには本当にあたたかく迎えてもらった。今までの人生の中で、最高にあたたかいおもてなしだった。ニサ、タシをはじめとするWWFインドのレーオフィスの皆さん、本当にありがとうございました!

後ろ髪を引かれる思いで、自転車をこぎ出す。まずは、この湖の周りに広がる平原を抜けてメインの道へ出なければならない。道というか車の通った後を頼りに進む。途中、野生動物を見た。昨日台の上から見た筋肉質な馬みたいな動物。(名前忘れた…)近くで、そして同じ目線で見ると迫力がある。

メインの道に出て走り始める。この日は上り下りの少ない楽チンな日、と甘くみてたのが間違いだった!確かに、平らだ。だが、風が強い!半端ない向かい風だ!なだらかに下っているにも関わらず、ペダルをこがなくては進まない。しかも時速は3キロ…遠くに竜巻も見える…アマンダは、私があの竜巻に巻き込まれたら軽すぎて飛んでいってしまう、と心配したそうだ。幸い巻き込まれはしなかったけど。

砂嵐に巻き込まれる~

砂嵐に巻き込まれる~

しかも乾燥しているため、あたりの砂が風に巻き上げられて息をするのも難しい。手ぬぐいをマスク代わりにしっかり口と鼻を覆い、ひたすらペダルをこぐ。途中、あまりにも風が強くて自転車に乗っていられなくなり、思わず自転車をおりて歩き出す。が、これもつらい。

そして、途中から道がなくなった。本来の道は工事中で通れないようだ。迂回するように看板が出ている。トラックの通った線だけが残る、深い砂地が見える。ここを走るのか!?もう、泣きたい気持ちになる。

実際、途中からもう泣きながら走った。ぱらぱらと雨が降り出すし、こいでもこいでも遠くに見えるあの大きな岩は近づいてこないし、ギャビンもアマンダも豆粒くらいにしか見えなくなっちゃったし。でも、泣くと不思議と力がわいてくる。とにかく、嫌でも苦しくてもこぐしかない…

途中から、待っていていくれたギャビンと一緒に走る。

やっと、平原の終わりが見えてきた。アマンダが、自転車をおりて待っている。あともう少し!

最後は、写真のためにつくり笑顔(笑)

必死の笑顔

必死の笑顔

やっと強風から抜け出せた!

やっと強風から抜け出せた!

たまたま通りかかって、車からおりてきたインド人に写真を撮ってもらう。聞くと、ここから目的の場所まで5キロもないという。休憩して再び走り出す。しかも、くだりだ!ちょっと元気が出てきた。くだりは、対向車が来ないかとか気を使うけど、体力的にはかなり楽だ。

くだり切ってほっとしたところで、アマンダのタイヤがパンクした。今夜の宿まではあと数十メートル。ラッキーだった。くだりの時にパンクしなくて良かった。

私たちが泊まったテント

私たちが泊まったテント

今夜はパラシュートテントなるものに泊まる。道の両脇に合わせて10個ほどの大きな白いテントが並ぶ。みんな、ハローハローと必死に客引きをする。どれがいい?と聞かれても違いがわからない…気のよさそうなおばちゃんの所に決める。このパラシュートテント、夏の間だけ出現するそうだ。このマナリー、レーハイウェイは冬の雪の深い間は閉鎖されるからだ。だから、レーに冬の食料や燃料を運ぶためにトラックが多く走っている。

意外と快適だった

意外と快適だった

パラシュートテント、入り口のところが食堂&キッチンになっていて、そこを抜けて奥に進むと布団が敷き詰められた空間になっている。風がかなり強く、シートがばさばさ音をたてている。ここで寝るのか、今日…ちょっと心配になってくる。今は私たち3人だけだけど、後から人が来たらちょっと怖いな…パスポートはしっかりと寝袋に入れて寝る。眠れないかも、なんて思っていたけど、あまりの疲れですっと寝てしまった。過ぎてしまえば、心配していたのが馬鹿みたいだ。ここで寝れたらあとはどこでも寝られそうだ。

この日は、ヒマラヤを甘く見ていた罰が当たった。今日は平原だからってWWFのオフィスを出発するのが遅くなってしまった。どうやら、午後になると風が吹き出すようだ。明日からは朝早く出発して、なるべく午前中に進めるようにしないと。

2009年 9月 20日 at 8:52 pm 2件のコメント

イムジャ氷河から帰ってきました!

IMG_0361ご無沙汰していました!

イムジャ氷河を見て、無事に帰ってきました!!

はじめの何日かは曇りで残念だったけど、山を登るにつれ晴れの時間が増え、人生で一番きれいな景色を見ることができました。もちろん、エベレストも!

詳しくはまたご紹介します。

2009年 9月 20日 at 7:32 pm コメントをどうぞ

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